2010.06.02 Wednesday
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猫も犬と同様、よく言葉を理解しますよね。でも猫によって、非常に良く意味を理解する子もいれば、少々?の子もいますね。^^;
我が家のメヌエットはとっても言葉を理解する猫です。おしゃべりもします。こちらが話かけると、本当に全部分かっているかのように、「にゃあ」とか、「にゃ」とか「にゃっ」「にゃにゃ」とか、いろいろ使い分けるんですよ。
先日も、前夜粗相をして母に叱られたそうで、夜和室に夜食を持って行ったら、なんとなく元気なさそうだったので、「どちたの? そう、メヌはおばばに叱られたのぉ・・じゃあ、今日はkanaちゃんのところに行ってねんねする? 向こうのお部屋でねんねする?」と言ったら、ふとんの上にいたメヌがすっと立ち上がって、「にゃっ」と言いながら、ドアに向かったのです。で、わたしがドアを開けたらさっと出て廊下を小走りに。そしてホールを抜けて書斎のドアの前に座ったのです。ホント、これにはびっくりしました。
「メヌー。おまえはホントによく言葉が分かるんだね。エライねぇ」と褒めてやりました。もちろん、メヌは、「にゃ、にゃ」と御返事して、わたしの手を舐めてくれましたよ。
「可愛いよ、メヌ!」
サラは、その鈴をつけた猫がどうも嫌いなご様子。あちらはそうでもないらしく、というか、書斎の中にいる我が家の家猫たちが気になるのか、食べたあとで、ポストに乗って中をのぞき込みます。
そしたら、あのまだ鈴猫と並みの幼さが残っているサラが、興奮しまくりました。
尻尾をぶっとくして、「うー、にゃあおー!!!」と威嚇しているのです。
へえー、これは珍しい。普段とってもおとなしいあのサラが・・へえ、いっちょまえに威嚇するんだ、威嚇できるんだ、とちと様子をみていました。
すると、声だけでなく、ついに窓ガラス越しに、猫パンチをくりだしました。
8年間かかって、やっとテリトリー意識が育ったようです。
そう言えば、先日も、私の膝の上に乗っている(これも最近習慣化した行為です)時も、私がそばにいたブーレを「ぶぶは、可愛いねえ。なんて可愛い猫なんでしょう、ぶぶや〜、可愛いよ〜」とわざと言っていたら、サラが、ぶぶに軽く噛みつきました。興奮はまだ冷めやらずとみえて、今度は、私に「うにゃあ」と矛先を向けて、やっぱり手に噛みつきました。おおっ!。
けっこう、焼きもちやきになってきました。これは、サラには成長ですが、本当の年長者はカノンにしてもフーガにしても焼きもちはほとんどやくことがなくなりましたから、サラの幼さを現しているとも言えるのでしょう。
でも、私たちからみれば、「へえー、サラちゃんもいっちょまえになったね」と思えることでした。
可愛いヤツです。
ごらんのように、11歳のパンダは依然として、モコモコです。う○ちも、しっかりしたものをしてくれます。
でもさすがに以前ほど寒さに強くというわけにはいかなくなったようです。
昨年までは氷点下8度までは外出しそのまま外泊することも珍しくなかったのに、今年は、氷点下5度未満でも、外泊しなくなりました。
玄関に、段ボール箱を下駄箱の上に置き、その中に暖房カーペットを入れてあげていますが、これがお気に入りのようです。
段ボールは、先日、我が家の離れに住む大工さんが飼っている中型犬が首輪を外して、我が家の玄関に向かってきたのを中から見ていたパンダが、以来、暖房カーペットだけでは落ち着かなくなったので、段ボール箱を用意してあげました。そしたら中に自分から入って、熟睡するようになりました。
やっぱり囲いがあると安心なのでしょうね。
話は変わりますが、パンダにまたまた彼氏ができました。パン彼4です。別名はジーグ2。そうです、ジーグそっくりなあの猫ちゃんです。
ところが、このジーグ2のことをパンダは好いていないようです。一定の距離を保ったまま、それ以上は近づけさせません。
なので、厳密に言えば、まだ「パン彼」とは呼べない状況です。
パン彼2に対してもそうでしたが、パンダは、若い頃のように、男猫に言い寄られるのを好まなくなったようです。そういう行為が煩わしくなったようです。
自分自身が発情期にある時以外は嫌がるようになりました。
ですから、せっかく仲良くなろうとやってくるジーグ2ですが、振られてばかり。
嗜好の激しいカノンをはじめ室内猫たちの残り物をたらふく食べてどこかへ去っていく日常です。
さて、本格的な春の到来となったら、このふたりの関係はどうなるのでしょうか?
それはともかく、朝ご飯を食べたパンダ、さかんに外へ出せコールをするので、「パンダ、お外は雪が降ってきて寒いよ。」と言っても聞きませんので、ドアを明けて出してやったら、数分後に、小走りで家に戻ってきて、さっさと段ボール箱の中に入りました。
寒さに弱くなってきたパンダです。
猫については、世間で誤解されていることがたくさんありますよね。
猫が名前を呼ばれて返事しただけで、「あーっ、返事してる。自分の名前が分かっているんですね!」と、褒めてくださる方もおいでで。さらに疑い深い方は、単に飼い主の声が聞こえたから反応しただけでは?と。「別の猫の名前を呼んでも、返事するのでは?」と。
もっとひどいのになると、猫は本能はあるけど、いわゆる心の働きはないのではと仰る方もおいでです。
犬の賢さに関してはよく知られていますが、猫のほうは、かなり誤解をされていますね。
この「ごろにゃん日記」を読んでくださっている方は、我が家の猫たちの動静で、実は、人間とコミュニケーションをしっかり取れる動物だとご理解いただけていると存じますが。
そう、感情のデリカシーに関しては、動物の域を超えて、人間の女性のような繊細な感受性と心の動きをみせるなど、とっても発達していますね。
この2枚の写真のカノン。どうですか?
心の中にたくさん思いを抱いている表情をしているように見えませんか?
上の写真。妹によれば、わたくしがパソコンに向かっているその背後で、じーっと、この表情で見つめているそうです。
「時々、振り返ってあげなよ。カノンちゃんは本当にけなげなんだから」そう妹に諭されます。
たしかに、こんな表情を見せられると、パソコンの手を休めて、しばらく、カノンと語り合いたくなりますね。
下の写真。これは日だまりにただ暖まっているだけなのでしょうが、いえいえわたくしには、何か瞑想に耽っているようにもみえます。
元々は、姉妹のフーガとふたりきり。カノンはわたくしオンリー猫だったのが、奇跡猫ジーグを保護してから次ぎから次へと保護猫が増え、オンリーではなくなって、寂しい思いをさせてしまった猫ですから、もうじき16歳になる今、もっと愛情を注いで、コミュニケーションを濃密にしてあげなければと、反省させられます。
「カノン、ごめんよ。もっと語り合おうね。愛しているからね。」
最近になって、突然、ジーグに良く似た(特に毛並みがそっくり)猫が出現したことで、ジーグの母親ではないかとみなされてきたブーレが、そうではないらしいという事になりました。
ならば、このぶぶは、いったい誰なのでしょう? 新たな謎です。
ジーグを保護して暫くしてから我が家付近に出没するようになり、庭にもやってくるようになり、生死にかかわる大怪我を負った末、なんとか生き延びることに成功したブーレ。
天敵カノンはもちろん、他のどの猫とも仲良くなれないジーグが唯一こころを許して、最近では体を舐めてあげたり、一緒にベッドに入ったりしているところからも、ジーグとブーレの血筋関係は間違いないと思ってきたのですが・・・。
そうすると、ブーレの血筋がまた他にいるわけで、と言うか、元々高原の森に生息しているはずのない猫種ですから、別荘主にでも飼われていて脱走した可能性もあることになります。
ブーレは、ジーグのことはともかくとして、たしかに子供を産んだことがあり、生後数ヶ月とおぼしき、それはそれは綺麗で器量よしの仔猫を伴ってきたことがありました。その仔猫は、ジーグのような毛色ではなく、ブーレと同じような毛色でした。
その子の父親猫もいるわけで、謎は深まるばかりです。
と、ルーツを求めているとどうしようもない話になってしまいます。
わたくしたちには、与り知らぬところですが、ともかく縁あって我が家の家族になり、あのジーグとこころ通わせてくれて、ジーグの精神安定に一役も二役もかってくれているその現状を喜んで、ぶぶを慈しんでやるだけでしょう。
ぶぶは推定15歳以上と、我が家の6匹+1匹+1匹の猫の中で最年長ですが、でさすがに体重は少しずつ減ってきていますが、食欲は旺盛で(と言っても、カノンと同じで一回に食べる量は少ないのですが)、自分の番が終わって、他の子の番になってもまた参加するという次第で、まだまだ長生きしてくれそうです。
喘息もちなので,時々、ゼーゼーしていますが、毎日という程ではありませんし、ご長寿記録をまだまだ更新し続けてくれることでしょう。
不思議な事が起きるものです。ジーグを保護してから間もなく11年が経過しようとしているその時、ジーグそっくり、まず間違いなく血筋に当たると思われる猫が出現したのですから。
驚きです。でも、ということは、この近辺にまだジーグの親が生きているということになります。
尤も、その母親猫が初産でジーグを生んだとなれば、まだ13歳。存命でいても不思議ではありませんが。
当のジーグは、そんな事知るはずもなく、悠々自適の猫ライフを楽しんでいます。まあ、寝ている時間が長いのですが。
食欲のほうは、奇跡の復活を遂げて体力増強期にみせた程ではありませんが、体重は依然として4キロ台をキープ。あの時極度に衰えた脚力も、今はベッドに上がるのも苦役ではありません。
ここ数日軟便気味でしたが、それも16日現在回復しています。
私への思慕の情は相変わらずで、時々、やけに大声で、こっちへ来いと泣き叫んでいます。
寝室に行ってやり、ベッドに入ると、ピタッと泣き止みます。
可愛いです。言葉に尽くせぬほど可愛いです。